化学者とある日常

文字にする。

軌道に乗ってきた

論文を再投稿してからもの凄く調子がいい。
ボスからの手助け、指導もあって、少しずつ研究を覚えてきているように感じる。

論文を査読してくださったレフェリーからの指摘から、ある論文を読んだ。その論文がきっかけに新しいテーマが見つかって、次はそこを攻めることにした。うまくいけば、いい墓になりそうだ。

また、自大の某研究センター主催のシンポジウム用にポスターを作った。一日で大枠を作って細かいところの修正含め制作期間は2日だった。不安だったが、周りからのウケは良かった。見やすい、まとまっている、わかりやすい、などお褒めの言葉が多かったので割と嬉しかった。

このポスター制作中に、今までの研究をまとめた。実験は本当に正しく科学を映す、そう思った。結果が熱力学的に異常だと思っていて腑に落ちなかったが、ボスとのディスカッションをしている最中、完全に理解した。予想していること、見たかったもの、全てが結果に出ていると確信した。(結果に出ている気がする、くらいの感じだが、最近は言い切るようにしている。より科学的に生きるため。)この実験結果は、間違いなく次のテーマ(実験要素0、全て理論)に繋がるように思う。

軌道に乗ってきたので、このチャンスを逃したくない。絶対にお金のことやその他の問題に悩まされないようにする。興奮してミスが出ないように慎重に、かつ躍動的に研究をしていく。言い切る癖をつける。