化学者とある日常

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"We Remember"

表題はKiRaReの新曲です。KiRaReはRe:ステージという作品のアイドルグループなのです。新曲は確実に磨かれていると感じます。

初期から追っているコンテンツですが、楽曲と共にKiRaReの成長が見えます。結成当時は、ステージに不慣れな声優陣が良い意味で"味"を出していていました。

私は他人が"のめり込まない"ようなマイナーコンテンツ好きなところがあります。自分だけが知っている初々しいアイドルグループとしてKiRaReを推していました(そもそもの発端は公式イラストが和泉つばす先生だったのだが)。

当時は新人アイドルグループの初々しさを意識された作曲で、歌い方も隠しきれない初々しさがあり、自分はそれが好きで今も好きです。アニメ化が決まった時の曲調は勿論そのテンションになっていたし、アニメ作中の歌も新しいスタートを感じるものになっています。

表題の新曲"We Remember"は、確実にアイドルです。メロディが出来上がってきて、メンバー各人が自分のポジションを完全に理解しているように感じます。成長を全面に出しているように思うのです。あとは"絆"を感じます。KiRaRe内だけでなくファン(この作品の場合、リメンバーという)間の絆も感じます。(断定的に、この感覚が当曲が収録されているアルバムタイトルにも使われている"Chain "というやつ)

ここまで来たのか。初期は手が届くアイドルグループのイメージがありましたが、今となっては遥か彼方で輝く星のように感じます。トップアイドルを"スター"などと表現することがありますが、まさにKiRaReはスターへと昇格しています。この歳になって、身を持って"スター"という意味を理解しました。

輝き方は違いますが、同作中の"Stellamaris"もスターでしょう。彼女らは始めからスターです。"スター"を曲に盛り込める作曲家は本当に凄いし、作品が完成していない状態で始めから"スター"を演じられる声優陣も凄いし、何よりその声優陣を抜擢できる運営が本当に凄いと思いました。

 

少し長くなりましたが"We Remember"を聴いて、色々思ったことをまとめました。備忘録も含めていますので、読み辛かったかもしれません。